【初心者向け】日焼け止めの選び方と使い方|40代メンズが失敗しない紫外線対策

「日焼け止めって、夏しか使わないでしょ?」
「男性はそんなに気にしなくていいんじゃない?」
そう思っている方も多いかもしれません。
でも実は、日焼け止めは1年中必要な“肌の守り”です。
特に40代になると、これまでの紫外線ダメージが肌に表れやすくなり、シミ・シワ・くすみの原因にも。
この記事では、スキンケア初心者の40代男性向けに、日焼け止めの選び方・使い方・おすすめのタイプをわかりやすく解説します。
1.なぜ紫外線対策が40代男性に必要なのか?
年齢を重ねると、紫外線による肌へのダメージが蓄積され、次のようなトラブルが表れやすくなります。
• シミ(老人性色素斑)
• シワ・たるみ(光老化)
• 肌の乾燥・くすみ
これらはすべて、「紫外線を浴び続けた結果」。
さらに、紫外線は晴れの日だけでなく、曇りや冬・室内でも届いています。
つまり、「日焼け止めは夏だけ」というのは完全にNG。
毎日のスキンケアに“日焼け止め”をプラスするだけで、老け見えを大きく防ぐことができるのです。
2.日焼け止めを選ぶときの3つのポイント
①SPFとPAの意味を知ろう
• SPF(Sun Protection Factor)
紫外線B波(主に日焼け)を防ぐ力
数字が高いほど効果時間が長い(例:SPF30=約10時間)
• PA(Protection Grade of UVA)
紫外線A波(シワ・たるみの原因)を防ぐ力
「+」が多いほど効果が高い(PA+〜PA++++)
普段使いなら「SPF30/PA+++」で十分。
アウトドアや長時間外にいる日は「SPF50/PA++++」がおすすめ。
➁使用感で選ぶ(続けやすさが大事)
ベタつきが気になる人は、ジェルタイプ・ミルクタイプを選ぶと快適です。
乾燥が気になる人は、保湿成分入りタイプもおすすめ。
また、初心者には「石けんで落とせるタイプ」が便利。クレンジング不要で肌への負担も軽減できます。
③ウォータープルーフは必要?
汗をかきやすい夏場や、外仕事・レジャーではウォータープルーフタイプが便利。
ただし落としにくいため、使用後はしっかり洗顔することが大切です。
3.正しい使い方のステップ
①朝のスキンケアの最後に使う
洗顔 → 化粧水 → 乳液 の後、日焼け止めをスキンケアの“仕上げ”として塗ります。
• 顔全体に500円玉サイズくらいを目安に
• 指でなじませても、手のひらで広げてもOK(こすらずやさしく)
➁塗り残しやすい部位に注意
• 鼻の横・目元・フェイスライン・耳まわり など、見落としやすい部分も丁寧に。
③2〜3時間ごとに塗り直す
汗をかいたり、タオルで顔を拭いた後は必ず塗り直しを。
特に夏場や外出時は持ち歩くと安心です。
よくあるQ&A
Q1. 室内でも日焼け止めは必要?
必要です。 紫外線A波はガラスを通り抜けて室内にも届きます。
Q2. 日焼け止めを塗るとニキビができる?
肌に合わない成分が原因になることも。ノンコメドジェニック(ニキビになりにくい処方)を選ぶのが◎。
Q3. どれくらいの量を使えばいい?
思っているより多めが正解。 パッケージの表示を参考に、「顔全体にしっかり行き渡る量」を使いましょう。
Q4.40代メンズにおすすめのタイプは?
• 普段使い(出勤・買い物など)
SPF30/PA+++/ジェルorミルク/石けん落ちタイプ
• 外仕事・レジャー用
SPF50/PA++++/ウォータープルーフ
ベタつきが苦手な方は「ビオレUV アクアリッチ」など、水のような使い心地のものが人気です。
まとめ|毎日の“ひと塗り”が将来の肌を守る
日焼け止めは、「夏だけ」「女性だけ」のものではありません。
むしろ、40代からのスキンケアには欠かせない必須アイテム。
シミやシワが気になり始めた今こそ、日焼け止めを習慣化するチャンスです。
毎朝のケアに“ひと塗り”をプラスして、清潔感のある肌と若々しい印象を守っていきましょう。